【動画あり】秋告げる「ぎなん落とし」 櫛田神社

西日本新聞 ふくおか都市圏版 手嶋 秀剛

 博多の秋の風物詩「ぎなん落とし」が3日、福岡市博多区上川端町の櫛田神社であった。境内のイチョウの木「夫婦銀杏(めおとぎなん)」の実を収穫し、神前に供えた。実は皮をむいて清水で洗い、自然乾燥させて来年3月の「ぎなん祭」で配る。

 夫婦銀杏は高さ22メートル、幹回り6メートル。樹齢300年余りの神木で、雌雄の木が根本から寄り添うように伸びた姿から名付けられた。夫婦円満や子孫繁栄のシンボルになっている。

 この日は、古式ゆかしい装束にたすき掛けした神職が、竹ざおで枝を揺すって実を落とし、3人のみこが箸で丁寧に拾い集めた。

 夫婦銀杏は9月末の台風でかなり実を落としたが、色づきや生育は上々。転がった実で、木の周りは淡いオレンジ色に染まった。

 神社には、ラグビーのワールドカップ日本大会を観戦に訪れた外国人観光客の姿もあり、伝統の神事をスマートフォンで撮影していた。 (手嶋秀剛)

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