クイーンのロック絵巻、プラネタリウムで 11月、福岡市で特別上映会 天文学者のメンバー監修

西日本新聞 木村 貴之

福岡市科学館で上映される「クイーン・ヘヴン」のイメージ画像(福岡市科学館提供) 拡大

福岡市科学館で上映される「クイーン・ヘヴン」のイメージ画像(福岡市科学館提供)

映像作品にも登場する、ありし日のフレディ・マーキュリー(福岡市科学館提供)

 プラネタリウムを生かして英国出身のロックバンド「クイーン」の魅力を紹介する映像作品「QUEEN -HEAVEN-(クイーン・ヘヴン)」の上映会が11月9日、福岡市科学館(中央区六本松)で開かれる。クイーンの活動の軌跡をつづる映画「ボヘミアン・ラプソディ」(2018年)の世界的ヒットに続く一夜限りの企画で、九州では初めて。チケットは5日午前10時に発売される。

 〈動画は福岡市科学館提供〉

 クイーンは1971年にロンドンで結成後、「オペラ座の夜」などアルバムの大ヒットや日本を含む数々のワールドツアーで成功を収めたスーパーバンド。91年にボーカル、フレディ・マーキュリーが死去してからも息長く活動を続けている。

 映像作品はプラネタリウムでの上映を想定し、2001年にドイツで制作された。監修を手掛けたのは、クイーンのギタリストで天文学者でもあるブライアン・メイ。フレディ最後の歌声とされる「マザー・ラヴ」から名曲「ボヘミアン・ラプソディ」にさかのぼる19曲を当時のメンバーの姿やライブ映像に併せ、星空や天体の映像なども交えて紹介している。上映時間は80分。

 公開から18年を経た今も世界各国でロングラン上映されている。国内では今年3月に名古屋市で初上映され、東京でも7月から上映中(11月末まで)。ともにチケットは発売直後に完売になるほど反響が大きいといい、福岡でも映画大ヒットの余韻があるうちに特別上映が企画されたようだ。

 市科学館は6階ドームシアターにプラネタリウムを備え、直径25メートル、天頂までの高さ最大15・5メートルのドームは九州最大級。リクライニング式の220席が並ぶ中央に「8K」相当の超高精細映像を映し出す最新型投影機があり、壁面や床には360度サラウンドスピーカーを内蔵している。

 市科学館の近隣にあった九電記念体育館(中央区薬院、今春閉館)では70~80年代、クイーンの来日公演が複数回あったといい、関係者は「クイーンのロックが染み込んだ街のプラネタリウムで、彼らの音楽を全身で楽しんで」と話す。

 作品は当日の午後5時半からと同7時半からの2回上映。入場料1600円。全席指定。未就学児は入場できない。チケットは福岡市科学館の特設サイトから。市科学館=092(731)2525。(木村貴之)


 

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