【動画あり】佐賀空港貨物自動走行 全日本空輸などが実験

西日本新聞 九州経済面 北島 剛

運転手がハンドルから手を離したまま自動走行するトーイングトラクター=3日夜、佐賀空港 拡大

運転手がハンドルから手を離したまま自動走行するトーイングトラクター=3日夜、佐賀空港

 全日本空輸と豊田自動織機は3日夜、佐賀空港で貨物けん引車両「トーイングトラクター」の自動走行実証実験を報道陣に公開した。乗客の手荷物や航空貨物をコンテナに搭載したと想定し、駐機中の航空機まで運ぶルートを走行。技術の検証や運用面での課題を洗い出し、来年の実用化を目指す。

 車両は豊田自動織機が開発。衛星利用測位システム(GPS)やセンサーで位置や障害物を感知し、危険を察知したら減速や停止する。両社は今年3月に佐賀空港の専用空間で実験を実施。今回は国の実証実験で、他の車両も動いて実際の運用に近い状態で行った。危険回避のため運転席に人は乗ったが、ハンドルから手を離した状態で約500メートル自動走行した。

 実験は、人手不足などによる空港業務の省力化を進めるための取り組みの一環。佐賀空港の実験は10月11日までの予定で、来年1~2月にはより車両の往来が多い中部国際空港(愛知)で行う。全日空の担当者は「佐賀空港は空港内の車両も少ないので、基礎的な実験に適している。実用化の際も候補に含めて検討したい」と語った。(北島剛)

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