「セルフレジ」開発体験 飯塚鎮西中で授業 「課題見つけること大事」

西日本新聞 筑豊版 田中 早紀

描いた画像をAIに認識させる作業をする生徒たち 拡大

描いた画像をAIに認識させる作業をする生徒たち

 飯塚市の飯塚鎮西中が発展的なプログラミングの授業に取り組んでいる。ただ技術を学ぶだけでなく「どう社会で役立つのか」を学習するため、4日は客自身が会計する「セルフレジ」の開発事例を通して、技術がどんなことに生かせるかを考えた。

 授業は、ボランティアでプログラミング教育に取り組む任意団体「キッズコードクラブ」(福岡市)がIT企業「ハウインターナショナル」(飯塚市)の協力を得て、中学1年の生徒に行った。冒頭で、田川市のクリーニング店が人手不足を補うため、人工知能(AI)を使って服の種類を判定するセルフレジを作った事例を紹介。生徒は同じように服のイラストをAIに学習させる体験をした。

 その後、同団体の石川麻衣子代表が「AIを活用することで、冷蔵庫から牛乳がなくなったら注文してくれる」などの例を挙げ、実際にどのようなプログラムを作るかを考えさせた。「プログラミングは欲しい物を手に入れたり、課題を解決したりするための道具。課題を見つけるためには、今学校で勉強していることが重要」と語りかけた。

 同市では、2017年度から小中学校で人型ロボット「Pepper(ペッパー)」を活用したプログラミング教育に取り組み、本年度からペッパーを全小中学校に配備。吉村浩一教頭は「小学校で学んだことを、中学校でどうつないでいくかが大事ではないか」と話した。 (田中早紀)

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