今の高校2年生から対象となる大学入学共通テストでは

西日本新聞 社会面 辻 教

 今の高校2年生から対象となる大学入学共通テストでは、英語民間検定試験が導入される。この制度、調べれば調べるほど疑問が湧いてくる。

 参加する6団体7種類のうち、「英検」の予約受け付けが先日始まった。高2の長女が通う学校では、会場の多さなどからこの試験を薦めている。だが、娘の志望大学を受験するには、この選択でいいのか正直分からない。それぞれの試験の得点を国際規格の対照表で6段階のレベルに当てはめる仕組みだが、そもそも異なる試験を公平に評価できるのか。大学によって出願資格にしたり、入試で加点したりと活用方法も違う。

 全国高等学校長協会が文部科学省に試験活用の延期と制度見直しを要望するなど、学校現場にも不安が広がっている。当の娘は「こんな試験、今の高3は絶対受けたくないはず。安全志向で浪人生が減って現役生に有利になるんじゃない」と前向きなのが、せめてもの救いだ。 (辻教)

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