熊本で初戦 2万8000人魅了 技と力 激突に沸く

西日本新聞 熊本版 綾部 庸介

トンガ代表の「シピタウ」をカメラに収める観客たち 拡大

トンガ代表の「シピタウ」をカメラに収める観客たち

門の前にできた入場開始を待つ長い列 試合前に互いのチームの健闘を祈る仏とトンガのファン

 熊本のラグビーファンが待ちわびたワールドカップ(W杯)がキックオフ-。熊本市東区の県民総合運動公園えがお健康スタジアムで6日、県内ではW杯初戦となるフランス対トンガ戦があった。駆けつけた約2万8千人のファンが華麗なパスと迫力あるタックルの応酬に歓声を上げ、会場は熱気に包まれた。

 前日に日本代表が3連勝を果たしたばかり。日に日に高まるW杯への期待を感じさせるように、キックオフ2時間前には入場ゲート前に約100メートルの列ができた。

 対決を前に、フランスとトンガのファン同士が仲良く記念撮影をする光景が多く見られた。鹿児島市から来た奥山雅樹さん(45)は「世界レベルの試合を見るのは初めて。好プレーに期待」と早くも興奮を抑えきれない様子だった。

 試合だけでなく、トンガ代表が試合前に行う儀式の「シピタウ」にも注目が集まった。選手が地面を強くたたき雄たけびを上げる民族舞踊を披露すると、スタンドを地鳴りのような歓声が揺るがした。同代表のキャンプ地の長崎県島原市から来た森田洋輔さん(48)は「島原でリフレッシュしてくれたと思う。力強さを感じた」。上天草市の吉井涼哉君(9)も「かっこよかった」と話した。

 試合は華麗なパスワークを武器とするフランスが競り勝った。両チームの好プレーに、熊本のファンからは分け隔てなく拍手が送られていた。(綾部庸介)

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