やさしい日本語 広めよう 体験イベントに180人参加 佐世保青年会議所

西日本新聞 長崎・佐世保版 平山 成美

「やさしい日本語」を使って留学生(中央)に複雑な図形を伝える参加者 拡大

「やさしい日本語」を使って留学生(中央)に複雑な図形を伝える参加者

 身近な地域で増えている外国人と意思疎通ができるように「やさしい日本語」を普及させようと、佐世保青年会議所は6日、佐世保市三浦町のアルカスSASEBOで体験イベントを開いた。市民や留学生約180人が参加した。

 長崎市の市民団体「みんなで暮らす凸凹ひろば」の宮崎聖乃さんと宮崎聡子さんが、やさしい日本語の「やさしい」には「易」と「優」の二つの意味が込められていると説明。外国人に何かを伝えるときの要点として、情報をできるだけ短い文にして話すことや、必要に応じて補足説明することを挙げた。

 参加者はワークショップで、留学生らとやさしい日本語を使ったコミュニケーションを実践。複数の円と三角を組み合わせた複雑な図形を言葉だけで伝える例題では、「三角形」が分からない相手に「楽器のトライアングル」と言い換えるなどの工夫をしていた。

 参加者の佐世保国際交流ボランティア協会の山崎葉子さん(64)は「軍手のように日本語特有の単語を伝えるのが難しい。やさしい日本語は、外国人に日本語を教える活動で使っていきたい」。ベトナム出身の留学生ダオウヌミ・リンさん(20)は「私たちにも分かりやすい日本語を使おうとしてくれるのはうれしい」と話した。(平山成美)

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