難聴の漫画家、平本さん講演 「僕は目で音を聞く」 久留米

西日本新聞 筑後版 平峰 麻由

 聴覚障害がある会社員兼漫画家、平本龍之介さん(39)の講演が4日、久留米市六ツ門町の久留米シティプラザであった。市内各校区で人権啓発をしている市校区人権協連合会の研修会で、会員ら約80人が参加した。

 平本さんは東京出身、久留米市在住で、生まれつき耳が不自由。保険会社で勤務しながら漫画の連載を手掛け本紙連載も担当した。

 平本さんは、相手の唇の動きや表情でコミュニケーションを取っている。日常の中での困り事として「耳が遠いと勘違いして、大声で話す人がいる」「早口もだめだが、ゆっくりすぎても言葉の切れ目がわからない」「飲み会などで盛り上がった時、取り残されてしまう」などと、手話を交えて伝えた。参加した同市田主丸町船越の田籠幸子さん(69)は「困り事を聞いて、なるほどなと思った。人権啓発活動の中に生かしていきたい」と話した。 (平峰麻由)

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