風俗関連1100店“面接” 中央署「安全安心ビッグバン作戦」 暴力団や外国人…激変の天神を把握

西日本新聞 ふくおか都市圏版 小川 勝也

調査する署員たち 拡大

調査する署員たち

 福岡市都心部の再開発促進事業「天神ビッグバン」が進む同市・天神周辺で、福岡中央署が風俗関連店の実態調査に乗り出した。その名も「安全安心ビッグバン作戦」。手始めに半年かけて約1100店舗を一軒一軒“面接”して暴力団の出入りがないかなどを情報収集。防犯や取り締まりに生かす狙いだ。

 署によると、大名、西中洲、舞鶴、天神地区の風俗店や飲食店は約2400店舗。近年は天神ビッグバンの影響もあり、店の入れ替わりが激しく、外国人労働者も増加した。

 署は「治安悪化につながりかねない」として、4地区でそれぞれ重点地区を設け、1100店舗を徹底的に調べる。店から暴力団員の出入りや外国人労働者の有無、経営実態などを詳細に聞き取り、署内で共有。暴力団への資金の流れを断ち、薬物犯罪の摘発も目指す。飲酒運転撲滅に向けて店との連携も強化する。

 1日夜にあった出陣式には署員ら約50人が参加し、羽迫良三署長は「安全安心を確保し、街の発展に貢献しよう」と訓示。署員はキャバクラ店で男性従業員(21)を面接した。従業員は「見守ってもらえると心強く、安心です」と話した。

 署は、半年後も月2回程度の調査を数年程度継続する。「店との信頼関係を築き、警察への情報提供や相談をしやすくしたい」(幹部)としている。 (小川勝也)

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