300年前の沖縄へいざない 組踊と琉球舞踊披露 11日、早良区で公演

西日本新聞 ふくおか都市圏版 阪口 彩子

組踊『「執心鐘入」との交感』の一場面 拡大

組踊『「執心鐘入」との交感』の一場面

「琉球芸能の美と心」の福岡公演で筑前琵琶を披露する寺田蝶美さん

 沖縄の伝統芸能「組踊(くみおどり)」上演300年を記念し、組踊と琉球舞踊の公演「琉球芸能の美と心」が11日、福岡市早良区のももちパレス大ホールで行われる。福岡を皮切りに全国7カ所のツアー。福岡では伝統芸能「筑前琵琶」の演奏など多彩な演目が披露される。

 組踊は琉球音楽にのせて演じる沖縄独特の歌舞劇で、国の重要無形文化財やユネスコの無形文化遺産にも認定されている。歌舞伎や能楽、人形浄瑠璃に並ぶ伝統芸能として認められているが、沖縄県外での全国的な知名度は低い。

 演者の東江(あがりえ)裕吉さん(44)は「県外の方にも広く知ってもらいたい。300年前の沖縄にタイムスリップできるような琉球音楽も楽しんでほしい」と話した。組踊「執心鐘入」は女が鬼に変身してしまう内容で、能の「道成寺」の影響を受けている。

 福岡公演で、自作の「令和 大宰府梅歌」など2演目を披露する筑前琵琶奏者の寺田蝶美(ちょうび)さん(49)は「福岡のおもてなしの気持ちで、博多発祥の筑前琵琶を聞いてほしい。沖縄とまた違った空気を楽しんでいただきたい」と語った。

 午後7時開演、全席指定2500円。シアターネットプロジェクト=092(739)2318。 (阪口彩子)

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