ファンゾーン大盛況 13日、混雑予想 運営側「早い来場を」

西日本新聞 熊本版 綾部 庸介 長田 健吾

5日のパブリックビューイングで大勢の人が詰め掛けた熊本市中央区花畑町のファンゾーン。「サクラマチ クマモト」の窓際にも人の姿が見える 拡大

5日のパブリックビューイングで大勢の人が詰め掛けた熊本市中央区花畑町のファンゾーン。「サクラマチ クマモト」の窓際にも人の姿が見える

5日は入場規制が行われ、スタッフに不満をぶつける人も

 ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会で、熊本市中央区花畑町に設けられたファンゾーンが盛況だ。9日時点で来場者は延べ2万8千人を突破。多くの人たちがビール片手にパブリックビューイング(PV)を楽しんでいる。一方で「人が多すぎて、試合がよく見えなかった」「突然の入場規制で中にすら入れなかった」などの声も。13日夜は日本代表初のベスト8入りをかけた大一番。運営事務局は早めの来場を呼び掛けている。

 ファンゾーンはW杯が開幕した9月20日、全国12都市で開設された。熊本会場の入場者数は、同日の日本対ロシア戦で延べ約1500人だったが、優勝候補の一角アイルランドを撃破した同28日は延べ約5700人に急増した。繁華街に近いこともあり、日本戦がない日もにぎわっている。

 盛況ゆえに混乱も。日本の3連勝が懸かったサモア戦の5日、試合開始前から多くの人が詰めかけた。運営事務局は安全に配慮し、開設以来初めて入場を制限した。事前の予告がなかったこともあり、入場できない人からは「せっかく来たのに」などの不満の声が噴出。抗議する人の列は一時100人を超えた。

 フランスから家族で熊本に来たアンナ・モランさん(40)は「日本を応援しようとファンゾーンに行こうと思ったが、中にすら入れなかった。理由も詳しくは聞かされなかった。すごく残念」。山口県から来たという男性会社員(50)は「退場した人数分、入場できると説明を受けた。この対応はおかしい」と語気を強めた。

 事務局によると、会場の収容人数は3500人。一方で入場規制の基準はなく、会場の状況に応じて現場担当者がその都度判断している。サモア戦での入場者数は延べ約6300人。日本とスコットランドが対戦する13日も多くの来場が予想されるため、同じように入場を規制する可能性が高いという。

 日本代表がベスト8入りした場合、別会場でのPVも検討されているが、熊本のファンゾーンは13日で閉鎖される予定。事務局の担当者は「多くの方に楽しんでもらえるよう規制方法についても検討しているが、当日はなるべく早く会場に来てほしい。混乱を避けるためにもご協力いただきたい」と呼びかける。

 大人気のファンゾーン。13日は運良く入れても、残念ながら入れなくても、ノーサイドでお願いします。(長田健吾、綾部庸介)

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