さげもん、仏閣僚に贈る 柳川市「欧州へPRの好機」 G20で興味 購入申し出受け

西日本新聞 筑後版 森 竜太郎

フランスのルメール経済・財務相に贈呈するさげもんを披露する金子健次市長 拡大

フランスのルメール経済・財務相に贈呈するさげもんを披露する金子健次市長

 柳川市は江戸時代末期からの伝統がある女児の初節句の祝い飾り「さげもん」を、フランスのブリュノ・ルメール経済・財務相に贈呈する。6月に福岡市で開かれた20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議がきっかけ。金子健次市長と小川洋知事が28日、東京のフランス大使館を訪ね、ローラン・ピック駐日大使に届ける。

 手まりや縁起物の手芸品を計51個つるすさげもんは、会議会場に県内の伝統工芸品の一つとして展示。ルメール氏は特に興味を示し「妻にプレゼントしたい。このさげもんを購入したい」との申し出があった。だが展示品は県が購入してから5年ほどたち、やや傷んでいたため、市が市内の工房に同じ作品の制作を依頼し、このほど完成。市費で購入して贈ることになった。市によると、同程度のさげもんを市内で購入すると8万~10万円程度という。

 川下りやウナギのせいろ蒸しで知られる柳川には、年間140万人近い観光客が訪れ、外国人観光客も20万人を超えるが、多くがアジアから。市は今後、欧米からの誘客にも力を入れることにしており、ルメール氏の目に留まったことをPRの好機と捉えた。

 金子市長は「東京五輪・パラリンピックを控え、フランスや欧州の方々に柳川に興味をもっていただけるきっかけにしたい」と期待している。 (森竜太郎)

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