「宝暦丸七福神図」を初公開 江戸~現代 嘉飯山ゆかりの画家展 飯塚市歴史資料館

西日本新聞 筑豊版 田中 早紀

初公開の式田春蝶「宝暦丸七福神図」 拡大

初公開の式田春蝶「宝暦丸七福神図」

 江戸時代から現代まで、嘉飯山地区とゆかりのあった画家の作品約50点を集めた企画展「近世・近代の飯塚の画家展」が、飯塚市の市歴史資料館で開かれている。飯塚宿の町絵師だった式田春蝶(1892年没)の「宝暦丸七福神図」を初公開。学芸員の仲村慎太郎さんは「飯塚のまちが発展する中で、どのような文化が根付いていったのかを感じてほしい」と話している。12月1日まで。

 春蝶は江戸時代末期から明治にかけて活躍した。船に乗った七福神が生き生きと描かれている作品は、飯塚市の個人の所蔵品。現在も使っている戸ふすま4枚に描かれており、企画展にあわせて借りた。野見山暁治氏(98)がフランス留学時代に描いた「ベルギーのボタ山」、筑豊地区の装飾古墳に魅せられた築山節生(1906~86)による鮮やかな色彩の抽象画なども並ぶ。

 記念講演として、13日に元近畿大教授の橋冨博喜さんが「斎藤秋圃と飯塚」、11月9日に仲村さんが「万葉集と筑豊の万葉歌碑」と題して話す。いずれも午後1時半開会。

 開館時間は午前9時半から午後5時まで。観覧料は大人230円、高校生110円、小中学生50円。同資料館=0948(25)2930。 (田中早紀)

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