ライブではじけました 映画「最高の人生の見つけ方」主演 吉永小百合さん 天海祐希さん

西日本新聞 根井 輝雄

吉永小百合さんと天海祐希さん(撮影・佐藤雄太朗) 拡大

吉永小百合さんと天海祐希さん(撮影・佐藤雄太朗)

 映画「最高の人生の見つけ方」の全国公開が始まりました。吉永小百合さん(74)が演じる専業主婦と、天海祐希さん(52)の会社社長が同じ病気にかかり、人生の最後にさまざまな体験をする物語です。映画の中でも、現実でも、吉永さんと天海さんの息はぴったりのようです。

 -映画は、同じ病院に入院していた少女が残した「死ぬまでにやりたいことリスト」をもとに、2人が旅に出ます。

 ★吉永 天海さんとは、映画「千年の恋 ひかる源氏物語」以来、18年ぶりにご一緒することができました。頼もしく兄貴のような天海さんに引っ張ってもらって、はじける気持ちになりました。

 ★天海 私も、小百合さんと仕事をする光栄に恵まれました。今回は、なかなか吉永さんに演じていただきにくい映画だったはず。でも、私が普段知っている、おちゃめでかわいらしく無邪気な吉永さんの表情が出たらいいなと思っていたので、はじけた吉永さんを見られたのは、すごくうれしいです。

 -共演は18年前からの念願でした?

 ★吉永 当時、撮影後に食事したり、その後一緒にコンサートに行ったりしたとき「いつかロードムービーをやりたいよね」と話をしました。

 ★天海 そのとき、女詐欺師の話をして、真っ赤なスポーツカーに吉永さんが乗ったら格好良いだろうな、と話がどんどん盛り上がったんです。で、18年たって。

 -旅の途中、アイドルグループ「ももいろクローバーZ」のライブに出掛け、ステージにも上がります。

 ★吉永 ももクロさんのライブは楽しく、ものすごい迫力でした。ファンの方が約1万2000人いて、一緒に画面をつくりました。私は緊張して、振り付けを間違えないよう、待ち時間にも練習して。終わったら天海さんに抱きつきました。

 ★天海 印象深かったですね。メンバーがお休みの日に来ていただいて、振り付けの練習をしました。今回、ステージ上から見るファンの皆さんの笑顔が、これほど出演者を励まして勇気づけ、パワーをくれるかが分かります。

 -長崎市や長崎県五島市でもロケをしています。

 ★吉永 水ノ浦教会(五島市)で撮影しました。おじ一家が長崎にいて、私も五島には3回ほど行き、教会で朗読会をしたことがあります。ロケ地に選ばれ、とてもうれしかった。撮影の前日は大雨でしたけど、当日は晴れ渡って素晴らしかった。五島の魚はおいしくて、幸せでした。

 ★天海 長崎市内では、ちょうどランタンフェスティバルの時。仕事が終わって前川清さんなど出演者5人で食事をして、戻る途中で見たランタンは、それは夢のような景色でした。

 -完成した映画を見た感想は。

 ★天海 (主題歌を歌っている)竹内まりやさんと一緒に見たんですが、ずっとずるずる泣いてました。まりやさんの曲が映画を温かく優しく包んで、一本筋の通った勇気をくれた気がしました。

 ★吉永 いつも至らないところの反省は出てくるんですが。お客さんの反応を待っています。

 -ご自身の「やりたいことリスト」は。

 ★天海 今こうしていることが幸せで、やりたいことはないです。

 ★吉永 映画は少しずつやっていくんですけど、プライベートでは水泳が好きで、外の海で泳いでみたいですね、

 -福岡にキャンペーンで訪れましたが、福岡でやりたいことは?

 ★吉永 長浜ラーメンを食べたい。大好きです。

 ★天海 ゆっくり滞在して名所を巡りたいと思いますが、なかなかできませんね。

(文・根井輝雄、写真・佐藤雄太朗)

 ▼よしなが・さゆり(写真左) 東京都出身。1959年に「朝を呼ぶ口笛」で映画初出演。62年の映画「キューポラのある街」で一躍人気に。「男はつらいよ」シリーズや「長崎ぶらぶら節」など多くの映画に出演。ボランティアで原爆詩の朗読を続ける。

 ▼あまみ・ゆうき(同右) 東京都出身。宝塚歌劇団第73期生。1995年に退団し、女優として本格的に活動。テレビドラマ「女王の教室」、映画「カイジ 人生逆転ゲーム」など多数出演。また、アニメ「崖の上のポニョ」などで声優も務める。

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