コスモスビール、地域再生の味 豪雨被災農地で栽培 朝倉でフェスタ

西日本新聞 ふくおか都市圏版 横山 太郎

九州豪雨の被災農地で育てられた食用コスモスを原料に加えたコスモスビール 拡大

九州豪雨の被災農地で育てられた食用コスモスを原料に加えたコスモスビール

 九州豪雨で大きな被害を受けた朝倉市黒川地区で栽培された食用コスモスを原料に加えたクラフトビールが完成した。同市馬田のキリンビール福岡工場で12日開幕したコスモスフェスタでお披露目された。フェスタが開かれている11月10日まで、工場内のレストランで販売される。

 コスモスは地区の有志が被災農地で育ててきたもので、同工場が地域の再生を後押ししようと企画。工場でつくられた麦芽などを使い、八女市のクラフトビール醸造所「八女ブルワリー」が手がけた。ビールはかんきつ系の香りと強い苦みが楽しめる「レッド」、さわやかな口当たりが特徴の「ホワイト」があり、価格はいずれも400ミリリットル630円(税抜き)。

 フェスタでは、工場内の花畑(約7万平方メートル)に植えられた約1000万本のコスモスが楽しめる。現在は三分咲きで「今月末には満開を迎えそうだ」(同工場)という。

 期間中はフードエリアを設け、地域の物産品なども販売。11月3日はピアニスト村松健さんによる屋外コンサートもある。甘木鉄道太刀洗駅から無料送迎バスを運行する。同工場=0946(23)2132。 (横山太郎)

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