金栗の生家、公開延長 和水町 五輪開催の来年度末まで

西日本新聞 熊本版 宮上 良二

 「日本マラソンの父」と呼ばれる金栗四三(かなくりしそう)(1891~1983)の生家を記念館として公開している和水町は、12月23日までだった公開期間を2021年3月まで延長することを決めた。日本人初の五輪選手である金栗の功績は、東京五輪が開かれる20年度を通して顕彰するのがふさわしいと判断した。年明けからは観覧料も中学生以下を無料(現在200円)にする。

 生家は築200年超で、町が17年に購入して改修。金栗を主人公の一人とするNHK大河ドラマ「いだてん」の放映に合わせ、今年1月に記念館として開館した。金栗が生まれ育った当時の勉強部屋や土間、天井部屋、井戸などが残り、写真や映像で金栗の歩みを紹介。入館者は11日に7万人を超えた。公開はドラマ終了までの予定だった。

 同時に開館した同町内の「金栗四三ミュージアム」は予定通り、来年1月13日までで閉館。町は遺品などの展示物を生家記念館に移すことを検討している。

 同町教委社会教育課の前渕康彦課長は「東京五輪の聖火リレーも町内を通る。多くの人が訪れ、挑戦を続けた金栗の生きざまや人柄を感じる場にしてほしい」と話した。(宮上良二)

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