「紋次郎」の魅力ずらり 笹沢左保さんの命日ちなみ、佐賀市で企画展

西日本新聞 佐賀版 金子 晋輔

 佐賀市ゆかりの作家、笹沢左保(1930~2002)さんの命日の21日にちなみ、テレビや映画にもなった代表作「木枯し紋次郎」に焦点を当てた企画展が同市富士町小副川の笹沢左保記念館で開かれている。

 笹沢さんは富士町の古湯映画祭に参加したのをきっかけに1988年に町に移住。その後の同市兵庫町と合わせて13年間を市内で過ごし、通算380作のうちの3分の1にあたる約120作を執筆した。

 中でも紋次郎シリーズは人気の時代小説。テレビドラマや映画化もされ、紋次郎の名せりふ「あっしにはかかわりのねえことでござんす」は流行語になった。

 企画展では紋次郎誕生のエピソードをはじめ、笹沢さんが「売れたのは挿絵のおかげ」とたたえていたという単行本の挿絵を紹介。菅原文太さん主演の映画ポスターもある。このほか、出版社の協力を得て集めた全380作の単行本初版の展示コーナーも設けた。

 島ノ江修治館長は「左保の分身のような紋次郎の魅力を知れば、本や映画がより面白くなる」と話している。

 企画展は21日までで、開館は午前10時~午後5時。15、16の両日は休館。入館料は1人300円(5人以上での来館は1人200円)。20日午前10時半~11時半には笹沢さんと親交のあったエッセイストの筒井ガンコ堂さんによる講演がある。

 参加希望者は記念館を管理するミサワホーム=0952(23)7141=に電話で申し込む(17日締め切り)。(金子晋輔)

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