ドイツはなぜ脱原発できたか 記録映画「モルゲン、明日」 25日から北九州で上映 (2ページ目)

西日本新聞

 ◆世界を考え足元から

 坂田監督には、心に響いたドイツの人たちの言葉が数多くある。例えば、〈地球規模でものごとを考えるけれど、行動は足元から〉がその一つ。一人一人が一歩を踏みだすことで大きな変化に結びついているドイツの実例に勇気をもらったという。帰国後、群馬県の自宅の電気は太陽光発電を手掛ける地域の新電力との契約に切り替え、現在は市民による太陽光発電の起業準備をしている。

 ドイツでは、原発が段階的に運転停止される一方、総発電量に占める再生可能エネルギーの割合は40%を超えている。

 「ドイツで『なぜ脱原発をできたのか』と聞くと、ドイツの人たちは『あれだけの原発事故が起きたのに、なぜ、日本は脱原発をしないのか』と聞き返してきた。ドイツにできて、日本にできないことはない、と言いたい。九州は太陽光発電の先進地として、日本のモデルになってほしい」。坂田監督は呼び掛ける。(吉田昭一郎)

 「モルゲン、明日」 10月25~27日、東田シネマ(八幡東区・市環境ミュージアム)。いずれも午前10時半、午後1時、同3時半、同6時の4回

▽11月8日、北方シネマ(小倉南区・北九州市立大北方キャンパス本館A-101)。午後6時半の上映後、坂田監督と同大学生の質疑、トークを予定。

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