大村市人口、50年連続増 周辺自治体から“吸収”

西日本新聞 長崎・佐世保版 山本 敦文

 大村市の人口(9月末時点)は9万6866人で、県内の市町では長崎、佐世保、諫早に次ぎ4番目。1970年から50年近く連続で増加し、2005年以降も年間500人増のペースだ。

 近年の人口増の背景に、周辺自治体からの“吸収”がある。県の異動人口調査によると18年、大村市への県内の他自治体からの転入は2522人。うち諫早から727人、長崎から622人、佐世保から407人が移住した。大村から県内の他自治体への転出は1733人。差し引き789人が増えた計算になる。

 宅地が比較的安価で、JRや長崎自動車道など交通の便も良く、市は「市内に家を建てて諫早などの職場に通う例が増えている」と分析。隊員約3千人とされる自衛隊駐屯地があり、家族も含めて一定の定住人口が確保されることも“強み”だ。

 一方、福岡など県外への転出は2842人で、転入の2524人を上回っており、県全体の人口減少の歯止めには至っていない。

 市が15年に策定した人口ビジョンは「25年に10万人」の目標を掲げる。ただ、国立社会保障・人口問題研究所が18年に公表した市町村別人口の5年ごとの将来推計は、大村市の人口は26~30年に減少に転じるとしている。(山本敦文)

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