8・9の「日常」を展示 被爆写真家の小川さん

西日本新聞 長崎・佐世保版 徳増 瑛子

 日常の生活が一瞬で失われたことを感じてもらいたい-。アマチュア写真家で被爆者の小川忠義さん(75)=長崎市=が、今年の8月9日午前11時2分に撮った写真を集めた「2019 忘れないプロジェクト写真展」が同市松が枝町のナガサキピースミュージアムで開かれている。11月4日まで、無料。

 きっかけは、原爆投下時刻に防災無線で黙とうを呼び掛けているにもかかわらず、立ち止まる人が少なくなった、と感じたことだった。趣味の写真で原爆の日を考えられるプロジェクトを思い付き、知人や友人に声を掛けて集まった写真を披露するようになった。今年で11回目になる。

 「展示作品を見て、自分が原爆の日に何をしていたか振り返ってほしい」と小川さん。平和をかみしめる機会にしてほしいと願う。会場には、青い空や子どもが広場で楽しそうに遊ぶ様子が収められた写真120枚が並ぶ。

 午前9時半~午後5時半(最終日は午後2時まで)。21、28日は休館。ピースミュージアム=095(818)4247。(徳増瑛子)

長崎県の天気予報

PR

長崎 アクセスランキング

PR

注目のテーマ