大刀洗の翼、新たな舞台へ 旧陸軍飛行場100年 ギンギラ太陽’s20日記念上演

西日本新聞 筑後版

 現在の大刀洗町、筑前町、朝倉市にまたがって広がっていた「旧陸軍大刀洗飛行場」が今月、創設100周年を迎えた。大刀洗町は記念事業として20日午後1時半、大刀洗町冨多の大刀洗ドリームセンターで、福岡市の人気劇団「ギンギラ太陽’s」による舞台「幻の翼 震電」を上演する。

 飛行場は1919年10月に完成。29年には民間航空会社「日本航空輸送」が支所を置き、貨物輸送や旅客輸送を行う「西日本航空発祥の地」となった。だが陸軍飛行学校も備えた軍事拠点は45年3月、大空襲によって壊滅した。

 戦時資料などは筑前町立大刀洗平和記念館に収められているが、大刀洗町内にも遺構が点在している。同町は「地元の人に歴史を知ってもらい、平和への思いを新たにしてほしい」と公演を企画した。

 「ギンギラ太陽’s」で作・演出を手がける主宰の大塚ムネトさんは、丹念な取材に裏打ちされた、涙と笑いあふれる作品で全国的に高く評価されている。今回は2006年初演の「震電」を基に、大刀洗町を今年訪れて取材した内容を踏まえ大幅に改稿した。「ここまで書き変わるとは自分でも驚いているが、『大刀洗の取材で出会ったモノ語り』が、大きな原動力になった」と言葉を寄せている。

 チケットは一般3千円。町民対象に大人2千円、高校生以下千円の券を町生涯学習課で販売している。パネル展示「大刀洗飛行場の100年と未来展」は入場無料。町地域振興課=0942(77)0173。

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