九産大生が山笠体験報告 ごりょんさんや観光客の通訳

西日本新聞 ふくおか都市圏版 手嶋 秀剛

 九州産業大(福岡市東区)の創立60周年記念事業「山笠プロジェクト」の報告会が17日、同大であった。今夏の博多祇園山笠期間中にごりょんさん体験をしたり、観光客の通訳をしたりした学生たちがそれぞれの活動や感想を語った。

 飾り山笠の前で通訳をした経営学部4年の韓国人留学生、シン・インホさん(24)は「韓国からの観光客に山笠の文化を伝えることに、やりがいを感じた」。昨年の通訳体験がきっかけで、今年初めて舁(か)き手に加わった同学部4年の中国人留学生、王子揚さん(24)は「一緒に走って楽しかった。伝統を大切にする姿を尊敬します」と語った。

 地域共創学部2年の前田喜芳さん(20)は、ごりょんさんたちと直会(なおらい)の準備をした。約30人分の料理を手際よく作り、男衆を笑顔で迎える姿に「ごりょんさんは、山笠になくてはならない存在です」ときっぱり。

 山笠プロジェクトは東流(ながれ)の協力で昨年から実施。学生たちは、山笠Tシャツのデザインや英中韓3カ国語の飾り山笠解説板の制作などもした。報告会のまとめ役を務めた末松剛・地域共創学部教授は「博多がはぐくんだ文化にじかに触れ、地域の役に立てる喜びを感じてほしい」と話していた。 (手嶋秀剛)

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