藤江氏魚楽園 紅葉見に来て 川崎町の国指定名勝庭園 11月再開へ

西日本新聞 ふくおか版 大塚 壮

 昨年の西日本豪雨で被災し、開園できない状態が続いていた川崎町安真木の国指定名勝庭園「藤江氏魚楽園」の復旧工事が終わり、11月1日から再開する。毎年約2万人が訪れる紅葉の名所で、約1年4カ月ぶりのオープン。紅葉シーズンに間に合った。

 川崎町では昨年7月6日、322ミリの雨量を観測。室町時代の画僧・雪舟築庭とされる庭園には、周囲の山から大量の土砂が流れ込み、庭と池が埋没。ライトアップ用の照明器具が壊れ、排水路も機能を失った。 国、県、町と所有者が協力し、復旧工事を行った。町によると、今年2月から7月にかけ、池と庭を覆っていた土砂を撤去し、傷んだ石垣を補修。大雨の時に水を逃がしやすいよう水路を整備した。工費は約4700万円。

 管理者の藤江敬子さんによると、全国から励ましの手紙や義援金が寄せられたという。11月中旬からモミジやイチョウなどを中心に紅葉が始まる。同15日午後5時から照明の点灯式を行い、雅楽を演奏する。藤江さんは「多くの人の支援で再開できることに感謝したい。人を呼び込み、古里を元気にしたい」と話した。藤江氏魚楽園=0947(72)7777。 (大塚壮)

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