第1次大戦後のドイツでワイマール憲法が制定され

西日本新聞 社会面 鎌田 浩二

 第1次大戦後のドイツでワイマール憲法が制定され、日本統治下の朝鮮半島で三・一独立運動が起きた1919年。西南学院大の男声合唱サークル、西南学院グリークラブが誕生した。世界史との比較は大げさかもしれないが、歩みの長さを理解しやすい。

 今年100周年を迎えたクラブは9月、福岡市で記念演奏会を開いた。年代で分けたグループごとの演奏では、入れ替わりの際に同じ曲を歌うという演出を取り入れた。

 太平洋戦争で戦況が悪化した43年と、部員がゼロになった2006年の2度、クラブは活動休止に入った。しかし、いずれも現役学生やOBの奮闘によって再開できた。ステージでの演出は、途切れることなく紡がれた歴史を音楽で表現したのだという。

 学生の趣味ではある。けれど、地域の音楽文化振興に与えた役割は決して小さくない。次はどんな歴史を刻むのか。いちファンとして楽しみにしている。 (鎌田浩二)

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