10メートル大山笠 100年ぶり巡行 唐津・相知くんち

西日本新聞 佐賀版

 唐津市相知町の秋祭り「相知くんち」で19日、高さ約10メートルの大山笠がよみがえり、約100年ぶりに町中心部を巡行した。18日夜の宵山が雨で中止されたため、大山笠は初めてのお披露目。曳(ひ)き子たちは「ヨイサ ヨイサ」の掛け声に合わせて元気よく練り歩いた。

 相知くんちは大正時代まで高さ10メートルを超す山笠が曳かれていたが、通りに電線が張られたため7メートル以下になった。今年は相知くんちを運営する町郷土芸能保存会などの要望を受けて、市が電線のかさ上げを実施。約2キロの巡行区間のうち200メートルで大山笠が曳けるようになった。

 この日は江戸時代の大名行列を模した名物の羽熊(はぐま)行列も披露され、沿道は観客でにぎわった。保存会の小野史朗会長(72)は「待ちに待った10メートルの大山笠が動き感無量。この感動は一生忘れません」と話した。大山笠は最終日の20日も巡行する。(野村創)

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