小野さん「熱気に鳥肌、夢の日々」 ボールパーソンの上野丘高ラグビー部 高まる関心「競技やってよかった」

西日本新聞 大分・日田玖珠版 岩谷 瞬

 20日のウェールズ対フランス戦では、県内の高校生10人が試合をサポートする「ボールパーソン」を務めた。上野丘高(大分市)2年でラグビー部の小野海咲さん(16)もその一人。世界最高峰の選手と言葉を交わし、プレーを間近で見た。「選手や観客の熱気に鳥肌が立った。『一生に一度』に携わることができて、夢のような日々だった」と振り返った。

 ボールパーソンは試合中グラウンド脇に控え、外に出たボールを拾い、選手に渡す。昨年9月に募集が始まり、県内の高校生約100人が応募。面接などを経て20人が選ばれた。

 小野さんは2日のニュージーランド対カナダ戦、9日のウェールズ対フィジー戦も担当。選手にボールを手渡すと、「サンキュー」や「ありがとう」と笑顔で声をかけられた。2日の試合前の練習では、カナダ代表の選手がキックしたボールを直接キャッチし、コーチに「上手だね」とほめられた。「気さくに話しかけてもらい、緊張がほぐれた」という。

 県内で数少ない“ラガール”の一人。級友がファンゾーンに出掛け、ラグビーに“はまっていく”のがうれしい。「友達から『この選手教えて』『今のプレーってどうなったの?』と聞かれる日が来るなんて…。ラグビーをやめたい時期もあったけど、続けていて良かった」

 この盛り上がりを一過性で終わらせないよう、小野さんは高校ラグビーの試合も観戦してほしいと呼び掛ける。「ラグビーはまだマイナーだけど、W杯で面白さを知ってもらえたはず。私たちもプレーを頑張るので、ぜひ応援してほしいです」(岩谷瞬)

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