はかた地どりを機能性食品に 認知機能低下の防止期待

西日本新聞 ふくおか版 大坪 拓也

 県産ブランド「はかた地どり」の胸肉が、認知機能の低下を抑止する効果が期待されるとして、消費者庁の機能性表示食品に認められた。生鮮肉類では全国初という。18日には生産・販売する農事組合法人「福栄組合」(久留米市)や、成分分析に協力した九州大学の研究者が県庁を訪れ、小川洋知事に報告した。

 はかた地どりは県産シャモを父系に県が1987年に開発。程良い歯応えとうま味が人気で、昨年度の出荷数は57万2千羽で九州の地鶏市場でトップだった。県も生産力向上のため設備費などを補助してきた。

 機能性表示食品に認められると、企業責任で科学的根拠に基づいた機能性を表示できる。分析の結果、はかた地どりの胸肉には「アンセリン」「カルノシン」という成分が多いことが分かった。加齢で衰えやすい、新しい出来事を記憶する認知機能の一部分の低下を防ぐ効果があるという。

 同組合の秋吉智司代表理事は「機能が認められたことを消費者に広くアピールし、より多くの人に食べてもらいたい」と意気込み、胸肉料理を試食した小川知事は「かむほどにおいしい。食べながら健康を守れるのは画期的だ」と語った。 (大坪拓也)

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