海水浴場で救助 水泳部員の2学生に感謝状 「当たり前のことをしただけ」

西日本新聞 北九州版 米村 勇飛

 若松消防署(白石明彦署長)は17日、心肺停止で海中に沈んだ男性を引き上げて救助した九州共立大4年の有山尚輝さん(22)と太田響さん(21)=ともに八幡西区=に感謝状を贈った。2人とも同大水泳部の部員。練習で鍛え抜いた泳力が人命救助につながった。

 同消防署によると、8月4日、友人たちと若松区有毛の岩屋海水浴場に遊びに来ていた2人は、沖合約100メートルの位置でカップルが助けを求めているのを聞きつけた。泳いで駆けつけると、別の29歳男性が海中で心肺停止の状態で沈んでいるのを発見した。

 2人は潜ることには慣れていないため、水深2~3メートルの海中から男性を引き上げるのは難儀したが2人で協力して救出した。有山さんは自由形1500メートル、太田さんはバタフライ100メートルの選手。カップルが持っていた浮輪に男性を乗せて、岸まで男性を運んだという。

 市内の病院に入院した男性は後日、無事に退院した。白石署長は「泳ぎがうまい2人の連携があったからこそ助かった」とたたえた。有山さんは「当たり前のことをしただけなので(感謝状贈呈は)驚いた」と話した。太田さんは「もしまた同じような状況に遭遇したときも、迷わず救助したい」と力を込めた。 (米村勇飛)

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