2000キロ踏破、会員倍増 ぶぜん楽歩会10周年 ボランティアにも力

西日本新聞 北九州版 浜口 妙華

 豊前市のウオーキングを楽しむ団体「ぶぜん楽歩(らくほ)会」が創立10周年を迎えた。10年間で歩いた距離は長い人で2千キロ。堀口清一会長(72)は「車で通り過ぎるのと違い、歩くといろいろな気付きがある」といい、ボランティア活動にも力を入れ始めた。「楽しく歩きながら、地域にも貢献したい」と話している。

 楽歩会は2009年9月27日に会員22人で発足。きっかけは15年ほど前、車で営業の仕事をしていたため歩く機会がなく、休日などに歩いていた堀口会長が、会の実行委員長となる友人の上村明隆さん(65)とウオーキング中に偶然再会したことだ。

 上村さんは健康診断で血糖値が高く、健康のために歩いていた。2人でウオーキングイベントに参加するなどしているうち、食事がますますおいしくなり、体重も減るなどしたことから、ウオーキングの楽しさをより多くの人と分かち合おうと会を結成。名前には、無理をせずに楽しく歩こうと意味を込めた。

 活動は毎月第3日曜日。豊前市内だけでなく、大分県の国東半島や耶馬渓などにも足を伸ばし、四季を味わい語らい歩く。小さな草花、石を積み上げた橋といった何げない発見を楽しむ一方、空き家の存在や公園で遊ぶ子どもの少なさなども目に入るようになった。高齢者施設での餅つき、障害者就労支援施設のイベント手伝いなどの奉仕活動も始め、今年は市ボランティアセンターに入会。会員は市内外の小学生から80代までの51人に増えた。

 20日に同市内で開かれた記念祝賀会には非会員も含め約50人が参加。堀口会長は「一歩一歩歩いた道のりは身を鍛えただけでなく、いろいろ培ってきたものがあると感じます」とあいさつした。 (浜口妙華)

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