平和な時代「つなげて」 即位礼受け長崎市民や被爆者施設

西日本新聞 長崎・佐世保版 岡部 由佳里

 天皇陛下が即位を内外に宣言される「即位礼正殿の儀」が皇居・宮殿で行われた22日、長崎市の平和公園では戦争時代を知る上皇ご夫妻と変わらず、戦災に思いを寄せ、平和を願ってほしいという市民らの声が聞かれた。

 陛下は皇太子時代に長崎を訪れた際、幾度も平和公園へ足を運び、この日の「お言葉」でも「平和」について言及した。公園を訪れていた長崎北高2年の中村日南さん(17)と中村音銘さん(17)は「平和を考えてくださっていることはうれしい。これからも平和活動や外国との交流を増やしてほしい」と期待を込めた。

 被爆者養護施設「恵の丘長崎原爆ホーム」(同市三ツ山町)では祝福の気持ちを込めて、2003年に陛下がホームを慰問した際に披露した「長崎の鐘」を入所者や職員約70人で歌った。堤房代施設長(69)は「陛下は被爆者や被災者など苦しむ人々に寄り添ってこられた。これからも(活動を)平和につなげてほしい」と願った。(岡部由佳里)

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