子ども食堂、私募債で支援 西シ銀、発行額の0.2%寄付

西日本新聞 社会面 御厨 尚陽

 西日本シティ銀行(福岡市)は、発行額の0.2%を子ども食堂の支援のために寄付する「子ども食堂応援私募債『希望の環』」の取り扱いを始めた。鹿児島銀行や滋賀銀行なども同様の私募債で子ども食堂を支援しており、全国に広がりつつある。

 私募債は企業が特定の投資家に発行する社債で、今回は西日本シティ銀行が全額を引き受ける。今月1日から全店舗で取り扱っており、既に福岡県内の3社が申し込んでいるという。

 発行額は3000万円以上で、銀行側が手数料の一部を一般社団法人「福岡県フードバンク協議会」を通じて県内の子ども食堂に寄付する。国連が掲げる「持続可能な開発目標」(SDGs)の協力企業の認定証も交付する。企業は私募債の発行日から2~5年以内に一括または分割で返済する。

 内閣府が昨年行った子どもの貧困に関する調査によると、子ども食堂など全国の民間支援団体の半数が年間事業費100万円未満で運営しており、7割が資金不足を課題に挙げている。

 西日本シティ銀行の担当者は「地元の企業と一緒に、未来を担う子どもたちの成長を応援していきたい」と活用を呼び掛けている。西日本シティ銀行法人ソリューション部=092(476)2741。 (御厨尚陽)

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