ハロウィーンなスイーツ 福岡・築上町のおもちゃかぼちゃ

西日本新聞 夕刊

 スプーンで、カボチャとバニラアイスを一緒にすくう。初めての組み合わせだ。恐る恐る口に含むと、カボチャの風味が優しい果肉の柔らかな口溶け。それを引き立てるアイスの甘さと冷たさ。砕いて添えたパイのサクサク感も面白い。甘党の私の予想を裏切る味わいである。

 「『おもちゃかぼちゃ』のスイーツ。かわいかろ!」。手のひらにちょこんと載るサイズのカボチャを、デザートにぴったりの一品に仕立てたのは、福岡県築上町の野菜農家、繁永大輔さん(40)。

 作り方は意外に簡単だ。水洗いしたカボチャをラップでくるんで電子レンジで5分加熱。包丁で上部を横に切り取り、種を除いて器にしたカボチャに、バニラアイスを入れ、上から砕いたパイ菓子を散らしたら出来上がり。

 その味もさることながら、この愛くるしい姿を写真に撮れば、インスタ映え間違いなし! これなら子どもだけでなく、大人も楽しめそう。

 同県の豊前市と築上郡の若手農家でつくる、「築上4Hクラブ」のメンバーが手掛けるカボチャは、西洋のお祭り「ハロウィーン」(10月31日)向け。昨年は飾り物用の品種を栽培したが、食べられる方がもっと楽しいと考えて今年は、ちっこい食用品種のおもちゃかぼちゃに取り組んだのだという。

 スイーツを作って、見て、食べて。この愛らしいカボチャで、一味違うハロウィーンを楽しもう。

 (フリー記者・都田増男)

 ▼おもちゃかぼちゃ 27日午前10時~午後3時、福岡県吉富町広津のJR吉富駅前で開かれる「よしとみガールdeマルシェ」で、青果を1個200円前後で販売。

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