JR九州、西鉄初タッグ 乗り継ぎアプリやダイヤ相互調整

西日本新聞 社会面 布谷 真基

 JR九州(福岡市)と西日本鉄道(同)は23日、鉄道やバスの運輸事業で初めて連携すると発表した。少子高齢化で公共交通の利用客減少が見込まれる中、共同で乗り継ぎアプリを開発するなどして利便性を向上させ、利用者確保を図る。

 9月末に覚書を締結した。人工知能(AI)を活用して、貸自転車やタクシーなども含めて、乗り継ぎやルート検索から決済まで一括して行えるアプリの開発・運営▽乗り継ぎの利便性を考慮してダイヤの相互調整-などに乗り出す。

 両社が提供するICカード乗車券「スゴカ」(JR)と「ニモカ」(西鉄)の利用データの相互利用や自動運転技術の利用でも協力する方針。

 両社はこれまで、マンション開発などでは協力したことがあったが「本業」の運輸分野では競争関係にあった。ただ、多様な移動手段を結び付けた次世代の移動サービス「MaaS(モビリティー・アズ・ア・サービス)」実現に向けては、自動車会社やベンチャー企業が乗り出している。JR九州の青柳俊彦社長は「JRだけ、西鉄だけから転換し持続できる形にしていきたい」。西鉄の倉富純男社長も「時代は変わった。ワンチームだ」と語った。 (布谷真基)

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