民謡合唱で全国V 日田市・吉冨さん教室の児童5人 「牛深ハイヤ節」大舞台で堂々と

西日本新聞 大分・日田玖珠版 中山 雄介

 民謡の唄い手として活躍する吉冨今日子さん(43)=日田市三本松=の教室に通う同市の児童5人が、8月に東京都であった「第58回青少年みんよう全国大会」の合唱の部で優勝した。吉冨さんは「大舞台で堂々と歌ってくれた」と成長を喜んだ。

 優勝メンバーは前津江小2年の綾垣璃穂さん(8)、石井小6年の高波里心さん(12)、三芳小6年の片野海里君(11)、咸宜小4年の吉冨桜々さん(10)と6年の弥々さん(12)姉妹。綾垣さんは個人の部でも優勝、片野君、弥々さんは入賞した。

 歌った曲は熊本民謡の「牛深ハイヤ節」。「ハイヤエーハイヤー」と勢いよく歌い出すと、声量の大きさで審査員の心をつかみ、民謡の盛んな東北地区からの出場団体を押さえ、頂点に立った。会場の約500人も5人の合唱を聞いていたという。

 民謡の普及を目指す「中九州地区連合会」の会長も務める吉冨さんが教室を始めたのは2015年3月。日頃から「歌を聞くだけで情景が広がるように」と、歌詞を理解して歌うよう指導してきた。発声練習も取り入れ、声量を強化。児童たちは本番でその成果を十分に発揮した。

 吉冨さんは今回の優勝を契機に「高齢者だけじゃなく、子どもたちも民謡を口ずさむくらい裾野を広げたい」と意気込む。教室が始まった時から民謡を習う綾垣さんは、「大きな声を出せて、民謡は楽しい。大人になったら吉冨先生のようになりたい」と話した。(中山雄介)

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