野生イノシシで新メニュー 島原城・本丸売店 メンチカツと定食提供

西日本新聞 長崎・佐世保版 真弓 一夫

 島原城(島原市城内)の本丸売店「城の茶屋」に、島原半島の野生イノシシの肉を使ったメニューが登場した。「島原城しし万石メンチカツ」(250円)と「島原城しし万石定食」(800円)の2種類で、11月30日までの期間限定販売(いずれも1日10食)。地元イノシシを活用したジビエ料理の本格提供は初の試みという。

 ジビエは野生鳥獣肉の総称。この食肉加工を手掛ける椿説屋(本社・大分県由布市)の処理施設「ももんじファクトリー」(島原市上折橋町)が、売店を運営する島原ビューローに提案、実現した。椿説屋は農作物の食害防止のため、箱わなで捕獲されたイノシシをメンチカツや甘辛いみそに漬け込む西京漬けなどに加工している。

 新メニューは、「猪(しし)肉」と島原藩の石高の「七(しち)万石」の語呂合わせで命名。メンチカツはジビエの食感と風味を生かすため粗びきミンチを使い、臭みがなくジューシーな味わい。定食はキノコソースがけのメンチカツ、西京漬け、サラダ、ワカメスープなどが付き、食材は全て島原産。200円追加で定食に名物の冷菓「かんざらし」を付けることもできる。

 同ファクトリーの谷口秀平所長(55)は「観光名所の島原城で島原産のイノシシ料理を楽しんでもらい、新しい特産品にできれば」と期待する。問い合わせは、城の茶屋=0957(63)4874。(真弓一夫)

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