落語で湯の街元気に 山鹿の市民団体 「さくら湯」で月1回

西日本新聞 熊本版 宮上 良二

 文化によるまちおこしに取り組む山鹿市の市民団体「やまが文化の芽」(吉丸洋代表)が今月から、江戸時代の面影を残す同市の温泉施設「さくら湯」で、毎月1回の落語会「やまが温泉落語」を始めた。定着すれば、開催頻度を増やすことも検討する。企画した同団体副代表の前田昌宏さん(43)は「落語が特別でなく、湯の街の日常にしていきたい」と張り切る。

 きっかけは、今年2月に二ツ目に昇進した菊陽町出身の落語家、桂竹紋さん(36)=東京在住=が、前田さんに「山鹿温泉で一回のイベントじゃなく、継続的に落語会を開きたい」と相談したこと。竹紋さんは5年前、アマチュアからプロに転向する直前、山鹿青年会議所が主催したさくら湯での落語会に出演したのが縁で、当時、会議所理事長だった前田さんと知り合い、交友を続けていた。

 賛同した前田さんは、さくら湯を管理する山鹿市地域振興公社の朝倉秀彦事務局長(49)に打診。朝倉さんが快諾し、さくら湯の座敷が会場に決まった。朝倉さんも「出演者を木札で掲示したら、趣が出る」と提案するなど、落語会の盛り上げに積極的だ。

 19日の落語会には、竹紋さんと益城町の社会人落語家、香り家鉄扇(てっせん)さん(44)が高座に上がり、竹紋さんが古典落語と熊本を題材にした地話、鉄扇さんが古典を披露した。竹紋さんは「落語の初心者も入りやすい空間にし、落語に疎遠だった若い人にもファンを増やしたい」と力を込める。

 今後も竹紋さんと鉄扇さんを中心に1、2人が出演し、木戸銭は500~千円前後に抑える。次回は11月16日午後6時から、鉄扇さんが単独で出演する。500円。(宮上良二)

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