嘉麻にコウノトリが初飛来 美しく羽を広げ、悠然と

西日本新聞 筑豊版 丸田 みずほ

 嘉麻市上の田んぼに22日、国の特別天然記念物コウノトリ2羽が飛来した。コウノトリの野生復帰に取り組む兵庫県立コウノトリの郷公園(同県豊岡市)によると、嘉麻市内で確認されたのは初めて。

 コウノトリは現在、日本各地で約180羽が生息。住民らによると、コウノトリは午前7時ごろから午後にかけて木工工場付近の田んぼで、エサを探していたという。脚部には、同公園が放鳥した印である足輪が付いていた。同公園の担当者によると、このうち1羽は、今月4日に京都府与謝野町で目撃されていた個体だといい、「随分と西に移動したようだ」と話している。この田んぼ付近では21日にも姿が確認されていた。

 筑豊地区ではこれまで、直方市でも目撃されている。今回、コウノトリを写真に収めた嘉麻市の写真愛好家、野見山秀幸さん(74)は「午後にはコウノトリと見られる鳥がもう1羽飛んできて、計3羽もそろった。嘉麻にもいるなんて驚いた。羽を広げたらピアノの鍵盤のようで美しく、近くで見ても逃げずに悠然としていた」と話した。 (丸田みずほ)

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