荒尾干潟を「博物館」に 来場者デザインのTシャツ展示 熊大生企画

西日本新聞 熊本版 宮上 良二

 荒尾市の荒尾干潟を訪れた人にオリジナルTシャツを作ってもらい、干潟に展示する初のイベント「宝汐館(ほうせきかん)」が25日、荒尾干潟水鳥・湿地センター前の蔵満海岸で始まった。熊本大の学生たちが企画し、27日まで。海岸では26日に干潟の乗り物「テーラー」の体験会、27日に「サンセットカフェ&コンサート」もある。

 宝汐館に取り組むのは、三池炭鉱の調査などで荒尾市と関わりがある松浦雄介熊本大教授のゼミ生を中心にした6人。松浦教授から荒尾干潟の美しさや人材が流出する荒尾市の現状を聞き、「まちづくりに役立つことをしよう」と企画し、6月から準備してきた。

 美しい景観や多様な生き物に恵まれ、伝統的な漁業が営まれる荒尾干潟を、地域の「宝石」が詰まった、ハコのない博物館と捉え、イベント名にした。正午から受け付け、来場者から白無地のTシャツに干潟や荒尾に関連したデザインを描いてもらい、干潟に立てた支柱に渡したロープにつるして夕方まで展示。3日間に分け計100枚を制作する。

 同大文学部4年の久保七海さん(22)は「干潟の良さを再発見し、荒尾市への愛着を深めるきっかけになってほしい」と話した。

 音楽と夕日を楽しむサンセットカフェ&コンサートは27日午後3時半から同5時半まで。オカリナのデュオなど3グループの演奏のほか、スープやコーヒー、焼き菓子などの販売も。

 いずれも参加無料。水鳥・湿地センター=0968(57)7444。(宮上良二)

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