「福岡市都市景観賞まちなみ写真コンテスト」の審査を担当した

西日本新聞 社会面

 「福岡市都市景観賞まちなみ写真コンテスト」の審査を担当した。569点の応募作品のうち、ある写真に目を奪われた。夜空を彩る大輪の花火を稲妻が貫く、決定的瞬間を捉えた1枚。背景に福岡タワーとヤフオクドームを配置した構図も秀逸だ。

 花火の形や大きさはある程度判断できても、稲妻はいつどこからどの角度で落ちてくるか分からない。意識を集中していても撮るのは難しい。画面構成を決め予測と計算を繰り返し、何度もシャッターを押したのだろう。撮り手の観察眼と瞬発力が確かだからこそ撮影できたと思う。

 同コンテストは、福岡市の都市景観賞に選ばれた建築物などを被写体とし、今年で8回目。先月下旬に建築や写真の専門家ら5人による選考会があった。結果発表は12月上旬ごろの予定。入賞作品は来年1月21日から26日まで市美術館に展示する。撮影者の個性が光る写真ばかり。記録的価値もある。 (永田浩)

PR

デスク日記 アクセスランキング

PR

注目のテーマ