在留外国人過去最多282万人 人手不足で技能実習大幅増 6月末、九州は14万人超

西日本新聞 総合面 古川 幸太郎

 出入国在留管理庁は25日、2019年6月末の在留外国人が速報値で282万9416人(前年末比3・6%増)となり、過去最高を更新したと発表した。人手不足を背景に、ベトナムなどからの技能実習生が増えた。九州7県では14万4936人だった。

 在留資格別では、永住者が最も多く78万3513人(同1・5%増)。技能実習は36万7709人(同12%増)、留学はネパールからの留学が減り33万6847人(同0・05%減)だった。4月に就労拡大に向けて新設された在留資格「特定技能」は20人だった。

 国籍・地域別では中国78万6241人(同2・8%増)▽韓国45万1543人(同0・4%増)▽ベトナム37万1755人(同12・4%増)-と続いた。国・地域は195に上った。

 全ての都道府県で前年末より増えた。九州の多い順では、福岡7万9129人(同2・7%増)▽熊本1万6592人(同6・5%増)▽大分1万3379人(同3・3%増)▽鹿児島1万1453人(同8・6%増)▽長崎1万489人(同1・2%増)▽宮崎7162人(同8・2%増)▽佐賀6732人(同4・3%増)-だった。福岡は全国で9番目に多かった。

 一方、7月1日時点の不法残留者数は1月1日から4846人増えて7万9013人。19年上半期の入管難民法違反で退去強制手続きを取った外国人は9012人(前年同期比14・2%増)で、全体の65%で不法就労が確認された。不法就労の稼働場所は関東が67・8%を占め、九州7県は118人。建設や農業での稼働が目立った。 (古川幸太郎)

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