『アートプロジェクトの可能性』 谷口文保 著 (九州大学出版会・7480円)

西日本新聞 くらし面

 「越後妻有アートトリエンナーレ」をはじめ、今や地域活性化の処方箋として引っ張りだこのアートプロジェクト。本書はその定義を「地域に芸術を投げかける社会的活動」とし、歴史や意義、学校教育やコミュニティー形成、障害者福祉との関わりなどを多角的に論じている。アートプロジェクトを「芸術や社会の変革を促す可能性がある」と評価しつつ、表現の従属化、混乱発生などの副作用にも触れている。著者は神戸芸工大准教授。九大大学院時代の博士論文を加筆修正。

PR

読書 アクセスランキング

PR

注目のテーマ