耶馬渓6店、秋そば“解禁” 紅葉前に こだわりの石臼製粉

西日本新聞 大分・日田玖珠版 吉川 文敬

 紅葉のシーズンを前に、県内有数のソバ産地・中津市本耶馬渓町と近隣の飲食業者6店舗が加盟する耶馬渓そば街道実行委員会は25日、秋そばの提供を解禁した。旬のそばを楽しもうと多くの観光客がさっそく舌鼓を打った。

 今夏開発した、つなぎを極限まで減らした「九割八分五厘そば」を用いた「蕎麦(そば)九八五鴨つけ麺」(1280円)も追加。同委員会は「紅葉を見に来たら、ぜひそばもどうぞ」とPRする。

 同町では1995年からソバの生産を始めた。製法にもこだわり、全量を香りや風味が損なわれにくいといわれる石臼で製粉している。今季は、46・4ヘクタールで作付け。長雨の影響で種をまくのが例年より10日ほどずれ込んだものの、台風の影響も少なく順調に生育し昨年より6トン多い21トンの収穫を見込む。同市本耶馬渓町西谷の約2ヘクタールでソバを育てた中営農組合の松野朝美組合長(70)は「青みの色合いも、香りも抜群です」と太鼓判を押す。

 同日、道の駅「耶馬トピア」(同町)であった秋そば試食会では、新商品の「蕎麦九八五鴨つけ麺」が披露された。開発した高橋和美支配人(64)は「つけ汁はしつこい味にならないよう気をつけた」と説明。鴨つけ麺や「蕎麦九八五ざるそば」(880円)は、同駅のみで提供する。同駅=0979(52)3030。

(吉川文敬)

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