阿蘇の魅力、小学生語り継ぐ 大観峰でガイドに挑戦

西日本新聞 熊本版 佐藤 倫之

 阿蘇地域の火山や大自然の成り立ちと魅力を小学生が学び、語り継ぐ「ジュニアジオガイド講座」が27日、本年度の全日程を終え、受講生27人が阿蘇五岳を一望する大観峰(阿蘇市)に立ち、観光客を相手に初めてガイドした。

 次代のジオパークガイド育成に向けた同講座は、国立阿蘇青少年交流の家(同市)が主催。小学4~6年生を対象に7年前から実施している。小学生は7月から宿泊研修を重ねてきた。最終日の「大観峰ガイド」は昨年から導入された。

 小学生たちはグループに分かれ、手書きのイラストを掲げ、語り掛けた。

 「カルデラはスペイン語の大鍋を意味し、私たちはその縁に立っています」

 「阿蘇五岳で一番高い山は高岳。標高は1592メートル。ヒゴクニ(肥後国)と覚えるといいです」

 そんな語り口で、最初は小さかった声も徐々に大きく。外国人観光客へ通訳を介して伝える場面も見られ、「上手ねー」と観光客から声援を受けていた。

 その姿を見守っていた受講生の母親(47)=御船町=は「阿蘇の歴史や魅力を知った子どもたちが、成長しながらまた語り継ぐって素晴らしい」。6年生の双子の娘は昨年、初めて受講し「楽しかったので今年も」と参加したという。

 県内ばかりでなく、福岡県から参加した5年生の女児も。関係者は今後も県内外から参加者を募り、楽しく学び、伝える活動の裾野を広げていきたい考えだ。(佐藤倫之)

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