「キラキラネーム」が話題になって久しい

西日本新聞 社会面 須崎 滝彦

 「キラキラネーム」が話題になって久しい。この世代が成長し、本紙地域版にも名前が載り始めた。普通には読めない名前で、読み仮名を振るケースも増えた。注意を要する点はそれだけではない。

 本紙では小学生の男子は名前に「君」、女子は「さん」を付けるのが原則だが、にわかに男女を判断できない名前が増えると確認が難しい。さらに戸籍上と自己認識の性が異なる例もあり、「君付けされて傷ついた」とならないような配慮も必要になる。紙面では「逃走の男を手配」「詐欺容疑の女逮捕」など、警察の発表や名前を基に見出しに男女を入れて、伝えやすくすることは日常的にある。

 昨夏まで担当した佐賀県鳥栖市では市内の全小中学校で男子トイレの小便器をなくし全て個室化する方針。性同一性障害への配慮が理由の一つという。各地で制服に配慮する動きもある。新聞にも時代に合ったルールが必要だが、なかなか難しい。(須崎滝彦)

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