福岡市が客引き実態調査へ 天神や博多駅筑紫口で初

西日本新聞 社会面 古川 大二 小川 勝也

 福岡市の繁華街で客引きが急増している問題で、市は博多区のJR博多駅筑紫口と中央区の大名・天神地区で初の実態調査に乗り出す。客引きの人数や活動区域、時間帯などをまとめ、対策に生かす。

 市によると、調査は委託するリサーチ会社の調査員が、金、土、日曜の週末を中心に週4日程度実施。年内にデータを集計し、地区ごとの活動実態や傾向をまとめる。市が客引き対策で設置する防犯カメラの場所の検討などに活用する。島野俊司・生活安全課長は「客観的なデータで現状を把握し、実効性ある対策につなげたい」と話す。

 客引きを巡っては、今年9月末までの110番や警察への相談が前年同期比で約5倍に増加。中には悪質な事例もあり、逮捕者も出ている。福岡市内の飲食店などでつくる18団体は9月、市に条例制定を要望したが、市は「広域の対策が必要」と福岡県に県迷惑防止条例改正を求めている。

 小川洋知事は、県警と福岡、北九州両市の4者の実務者レベルで対応を協議する方針。市は実態調査を「(市の)条例制定に向けた動きではない」とし、協議の場で調査結果を共有する考え。 (小川勝也、古川大二)

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