ボルク北九州、1部見えた 残り5節、昇格圏2位キープ プロフットサルFリーグ

西日本新聞 北九州版 岩佐 遼介

 プロフットサルFリーグ2部の「ボルクバレット北九州」(北九州市)が、1部への昇格争いを繰り広げている。6月に始まったリーグ戦の終盤を迎え、成績は7勝1分け1敗で2位(全8チーム)と、昇格圏内(2位)をキープ。地元も盛り上がる中、残り5節となり、選手らは優勝での昇格を目指し、スタッフも昇格を見据えた準備を急いでいる。

 ボルクは、社会人フットサルチームが前身で、2部リーグが創設された2018年に県内初のプロチームとして発足。昨季はリーグ1位だけが昇格できたが、結果は3位だった。

 今季は、チーム全体が連動した積極的な攻撃や、前線からの素早い守備が光り、いずれもリーグ2位の48得点、15失点を記録。馬場源徳監督は「チームとしての完成度はまだまだだが、1部でも十分通用する実力はあるはずだ」と手応えを語る。

 ホームの観客動員数は昨季より約2倍に増加し、スポンサーもリーグ参戦当初の約20社から、現在では約90社にまで増えた。

 市民への浸透に自信を深める一方、1部リーグ参戦には障壁もある。スポンサーが増えたとはいえ、チームの財政状況は依然として厳しく、一部の選手を除いて大半が無給で、アルバイトなどで生計を建てながらリーグ戦に臨んでいる。

 12チームで構成される1部リーグでは、試合数の増加に伴う遠征費がかさむことが想定される。

 また、1部の参戦条件には、ホームスタジアムの収容人数が1500人以上である必要もあるが、現在使用している県内4カ所のホームスタジアムのうち、一部は収容人数が500人だ。

 スタッフは既に新たなスポンサー探しや、収容人数の条件を満たす県内の体育館探しに奔走している。

 クラブは将来的に北九州市内での専用スタジアムの建設も検討しており、中村恭輔代表は「楽しみながら最善を尽くしていきたい」と話している。

 次節は11月3日にアウェーで5位のアグレミーナ浜松(浜松市)と対戦する。中心選手の安嶋健至選手(27)は「優勝して昇格したい。必ず勝利する」と張り切っている。 (岩佐遼介)

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