「抗日通り」看板、釜山で設置試み 市民団体、行政は阻止

西日本新聞 国際面 前田 絵

 【釜山・前田絵】韓国最高裁が日本企業に賠償を命じた韓国人元徴用工訴訟の判決から1年となる30日に合わせ、韓国釜山市では市民団体が日本総領事館そばの歩道を「抗日通り」と名付け、近くの公園に文字板を設置しようとする動きが出ている。公園を管理する同市東区は「設置を認めない」との立場で、市民団体が設置を強行した場合、強制撤去する構えだ。

 市民団体は8月、総領事館前に置かれた元従軍慰安婦を象徴する少女像から、元徴用工を象徴する像までの約120メートルを「抗日通り」と命名すると宣言。29日に文字板を設置しようとしたが、区に阻止された。30日に集会を開き、再び設置を試みる方針。

 釜山市は9月、道路上に設置許可できる対象に「歴史的事件を記念するための銅像や造形物」を加える改正条例を施行した。東区は文字板は条例の趣旨に合わず、市民団体が任意で道路名を付ければ混乱を招くとして、設置を認めていない。

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