大相撲九州場所、11月10日初日 若手上位陣が熱い土俵 郷土勢の活躍も期待

西日本新聞 もっと九州面 林 原弘

 一年納め、そして令和最初の大相撲九州場所が11月10日、福岡市博多区の福岡国際センターで初日を迎える。乱戦が続く今年の大相撲。秋場所で2度目の優勝を飾った関脇の御嶽海(みたけうみ)関、新三役の朝乃山(あさのやま)関ら若い力に注目が集まるが、横綱、大関陣の巻き返しや、九州出身のご当地力士の活躍など楽しみが多い場所となった。今場所の見どころと合わせて、各部屋(稽古場)と関取を紹介する。 

 秋場所で2度目の優勝を飾った御嶽海関が、今場所で最も注目される存在となりそうだ。名古屋で9勝、秋場所で12勝を挙げ、九州で12勝なら大関昇進の目安とされる「直近3場所33勝」に到達。ただ過去2度の優勝時は横綱との対戦がなかった。横綱を倒しての12勝以上なら昇進がはっきり見えてくる。また、ここ数場所は上位の若手が元気。阿炎(あび)関、遠藤関、新三役の朝乃山関らがかき回せば、九州の土俵はさらに熱くなる。 

 横綱、大関陣の巻き返しも期待される。秋場所を右手小指骨折で途中休場した白鵬(はくほう)関、左膝を痛めて同じく途中休場した鶴竜(かくりゅう)関の両横綱は、秋巡業で順調な調整を進めている。大関に復帰したが左大胸筋肉離れを負った貴景勝関も、出場すれば当然台風の目となる。 

 ご当地力士の活躍も楽しみだ。勢いがあるのが明生(めいせい)関(鹿児島県瀬戸内町出身)。夏、秋の2場所で2桁勝利を挙げ、終盤まで優勝争いに絡んだ。上位相手に好勝負できれば、あっと言わせる場面があるかもしれない。上位復帰を目指す正代(しょうだい)関(熊本県宇土市出身)、激しい相撲の松鳳山(しょうほうざん)関(福岡県築上町出身)、幕内に定着した琴恵光(ことえこう)関(宮崎県延岡市出身)、元大関の意地を見せたい琴奨菊関(福岡県柳川市出身)、ここ2場所は好調な佐田(さだ)の海関(熊本市出身)らが、気合十分で博多の土俵に臨む。

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