いたずら「十」彫る 県史跡 臼杵城跡の石壁

西日本新聞 大分・日田玖珠版 稲田 二郎

 臼杵市教育委員会は1日、県指定史跡の臼杵城跡の鎧坂(あぶみざか)で石壁に彫り込みのいたずらをされたと発表した。彫り込みは「十」の形などで計6カ所が確認されている。市教委は同日、器物損壊などに当たるとして、県警に被害届を提出した。

 市教委や臼杵津久見署によると、彫り込みは大きいもので縦約40センチ、横約30センチ。石壁を「十」のように1センチ程度彫るなどしていた。工具を使って削ったとみられる。被害場所の鐙坂は臼杵城跡に入ってすぐの場所で、周囲からも比較的目立つ位置にある。ただ、夜間も施錠はしておらず、自由に出入りできるという。

 10月30日に市職員が発見。同月24日にはなかったといい、この間に何者かが傷つけたとみられる。補修は難しく、再発防止に向け、今後は定期的にパトロールを行うという。市教委は「臼杵城跡は市民の憩いの場であるとともに観光客を迎える臼杵の顔。嘆かわしい」としている。

 臼杵城は大友宗麟が築城。1966年に県指定史跡となった。(稲田二郎)

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