『不知火のほとりで 石牟礼道子終焉記』 米本浩二 著 (毎日新聞出版・1980円)

西日本新聞 文化面

 昨年、90歳で亡くなった作家石牟礼道子さん。縁あって「密着取材」と「渾身介護」を続けた著者(毎日新聞記者)は病床で、自分でも気付かないまま「道子ォ、道子ォ」と絶叫していたという。新聞や雑誌に発表した関連記事に、日記をもとに当時を振り返った「二月、道子さんを送る」という手記を加えた。「私は書くことで道子さんのそばにいたかった」と振り返る著者は『評伝 石牟礼道子-渚に立つ人』で昨年、読売文学賞を受賞。

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